Journal

人間環境学研究/Journal of Human Environmental Studies
『人間環境学研究』は、人間を基軸に据え人間と環境との相互作用の解明に取り組む新しい研究領域の創成を目的とした、文理融合的オープンアクセス誌である。人間の外部環境情報の認知機構に関連する検討、人間集団の環境との相互作用の検討、自然や歴史に想定される社会環境の特性についての検討、新たに創出される論理、経済、政治システムの検討などに関係する研究論文を掲載する。

  ISSN (print): 1348-5253
ISSN (online): 1883-7611


 
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オープンアクセス化について:
『人間環境学研究』では、これまでに公開されている論文をオープンアクセス対応としております。すべての著作権は「人間環境学研究会」が保有していますが、本会に許可を得ることなく、論文をダウンロードすることができ、著作権者のクレジットを表示すれば、再利用することを認めております。

速報(Flash Version):次号での掲載決定の論文
本誌では受理された論文は少しでも早く公表するため、「速報」として下記からご覧頂けます。受理された論文は随時、掲載しています。※論文に記載されているノンブルは正式掲載後に変更されます。

思考過程の同時的報告手法におけるモダリティの影響―創造的思考課題を対象とした探索的検討―
山口 洋介、三宮 真智子(公表日:2024年6月18日)
ジェンダーシステム正当化の要因の検討―システム脅威、性役割の暗黙理論、性別による差別・優遇認知に注目して―
小林 愛佳、竹橋 洋毅(公表日:2024年6月18日)
Can feel young elderly adults maintain cognitive and physical function nine years later?
Takeshi Hatta, Taketoshi Hatta, Kimiko Kato, Takahiko Kimura, Junko Hatta, Yukiharu Hasegawa, Mariko Horii, Kazumi Fujiwara, and Akihiko Iwahara(公表日:2024年8月9日)
道徳的価値観に基づく政治的分極化の発生―研究レビューと新たな理論的枠組みの提供―
笠原 伊織、唐沢 穣(公表日:2024年8月9日)
間仕切が空間利用者の心理状態に与える影響
伊師 華江、九良賀野 佑菜(公表日:2024年10月10日)
被害の再発可能性がゆるしに及ぼす影響
若山 和樹、八田 武俊、八田 純子(公表日:2024年10月10日)
Legal transplantation by Asian courts in environmental litigation: Investigating the Sri Lankan Chunnakam case (2019) for insights into success
Champika Thushari Roshanie Dissanayake(公表日:2024年10月10日)
きょうだい間の性加害・被害対応を困難にする要因に関する考察―法制度、関係者の心理・行動傾向の観点から―
岡本 幸代(公表日:2024年10月30日)
高齢者の主観的年齢知覚における地域および時代の影響について―東山研究と八雲研究からの報告―
八田 武志、八田 武俊、堀井 まりこ、山岡 由美、前田 紗彩、加藤 公子、木村 貴彦、八田 純子、藤原 和美、岩原 昭彦(公表日:2024年10月30日)



論文データベース
Vol.1, No.1 & 2, 2003 Vol.2, No.1 & 2, 2004 Vol.3, No.1 & 2, 2005
Vol.4, No.1 & 2, 2006  Vol.5, No.1 & 2, 2007 Vol.6, No.1 & 2, 2008
Vol.7, No.1 & 2, 2009 Vol.8, No.1 & 2, 2010 Vol.9, No.1 & 2, 2011 
Vol.10, No.1 & 2, 2012 Vol.11, No.1 & 2, 2013 Vol.12, No.1 & 2, 2014 
Vol.13, No.1 & 2, 2015 Vol.14, No.1 & 2, 2016 Vol.15, No.1 & 2, 2017
Vol.16, No.1 & 2, 2018  Vol.17, No.1 & 2, 2019 Vol.18, No.1 & 2, 2020
Vol.19, No.1 & 2, 2021 Vol.20, No.1 & 2, 2022 Vol.21, No.1 & 2, 2023 
Vol.22, No.1, 2024     


 
投稿規定
   
1 人間環境学研究は、非営利団体「人間環境学研究会」が発刊する。
2 人間環境学研究は、年間2巻(6月、12月)の発刊を基準とし、編集協力委員の査読に基づき、編集幹事が掲載を決定する。 
人間環境学研究は、邦文・英文の両方を受け入れるが、以下の条件を満たすこととする。
(1) 投稿される論文は過去に公刊されことがなく、審査中でもないこと。
(2) 投稿原稿は電子媒体(WordファイルまたはPDFファイル)で提出すること。
(3) 投稿原稿はA4標準サイズ、左右2段組とする。図・表はスミ1色に限る。
(4) 邦文論文には英文抄録(300語程度)、英文論文には邦文抄録(600語程度)をつけたもの。
(5) 投稿には、別紙にタイトル、著者名、連絡先(電話番号/ファックス番号/電子メールアドレス)を記載したものをつけること。
(6) 投稿先
〒542-0062 大阪市中央区上本町西5丁目1番6号
株式会社ユニオンサービス/ユニオンプレス内
「人間環境学研究」創設編集長 八田 武志
電話 06 6763-5431 テレファックス 06 6763-5463
Eメール jhes@union-services.com 
掲載料として、6頁まで60,000円(以降1頁につき5,000円)を著者に請求し、別刷50部を著者に贈呈する。ただし、日本国外からの投稿分については、抜き刷りの発送は送料の実費を支払う必要がある。これについては投稿者からの申し出がない限り発送するのは雑誌のみとなる。 
執筆者は、「人間環境学研究会」が各種研究機関へ「人間環境学研究」を贈呈配布することに同意する。 
編集事務作業および別冊代金請求手続きは出版社(株式会社ユニオンサービス/ユニオンプレス)に委託する。委託に要する経費は別刷り代金に含める。 
掲載原稿は、インターネット上の本学会ホームページにおいて公開する。 
原稿の作成については、必ずホームページに掲載しているテンプレートを参照すること。但し、最終原稿については、出版社で印刷用に再編集される。その際、投稿者は図表のスタイルや文献の表記方法などを編集部の決定に従わなくてはならない。 
   
  執筆用テンプレート(MS WORD) 
   
 
査読規定
   
査読目的:  査読は投稿された論文を公正かつ客観的に評価し、学術ジャーナル『人間環境学研究』への掲載に相応しい水準であるか否かを判定することを目的とする。 
査読者:  編集委員長または事務局代表が、投稿論文の内容にふさわしい査読者2名を編集委員会または部外から選び、査読を依頼する。依頼された2名が査読を受諾すれば、その2名が当該論文の査読者として任命される。査読者は、論文掲載の可否に対する役割の重要性を自覚し、公正な査読に努めなくてはならない。また、論文の査読において知り得た情報を他者に漏らしてはならない。ただし、重複応募の禁止に抵触する事実を知りえた場合に限り、編集委員会に対してその旨を通知することができる。また、審査の対象となる論文の著者と所属や出身研究室が同一等の個人的な関係がある場合は、すみやかに審査を辞退することが望ましい。。 
査読期間:  査読の期間は、編集委員長または事務局代表が発刊状況を考慮しながら定める。査読審査を外部査読委員に依頼する場合には、通常より時間を長めに設定する。 
査読作業の手順:  査読作業の手順は以下のように実施する。すべての作業は電子メールで行うが、査読者の事情によってはファックスや郵便を使用することも可能とする。なお、査読作業に関する内容は、原則として外部に公表をしない。
(1) 投稿論文の受付け
(2) 査読者の選定
(3) 査読結果(採否判定)の通知
(4) 掲載可否の決定・通知 
査読基準と
採否判定: 
査読者は投稿論文の該当分野における研究状況を十分に考慮しつつ、公正かつ客観的な評価を下し、総合的な採否判定を匿名で行う。投稿された原稿が修正の必要がある場合、執筆者は査読者の指摘に従って原稿を修正し、指定された期日までに修正済みの原稿を提出しなければならない。修正済みの原稿については、十分な修正がなされていることが確認された場合には採択とする。修正が不十分であれば、再度、執筆者に修正を求めるための再査読を行う。なお、採択後の文章の書き換え、図表の修正は原則として認めない。
   
   
出版倫理
   
研究不正:  データの偽造とは、研究者が実際に調査を行ったのではなく、データを偽造したことを意味する。データの改ざんは、研究者が実験を行ったが、一部のデータを変更したことを意味する。本会では編集委員会による出版倫理に関する不正のチェックについても努めている。 
盗作:  他の研究者のアイデアを適切な引用なしにコピーすることは盗作と見なされる。適切な引用ルールに従って執筆し、論文を受け付ける際に編集委員会でチェックを行う。 
二重投稿:  同一の論文の同時の応募、即ち「二重投稿」を禁止し、原則「未発表のもの」のみの投稿を認めている。そのため、使用言語の如何にかかわらず、同じ原稿を同時に複数のジャーナルに投稿することはできない。また、ほとんど同じ内容の研究について表現を変えただけの原稿も認められない。また、同じ内容の実験を小分けにした論文についても受付拒否する可能性がある。投稿論文が二重投稿にあたると判断された場合、その時点で論文の審査を中止し、論文は「不採用」として著者に返却する。 
オーサーシップ:  著者となるための条件として、研究の着想、データの取得、分析などに貢献していることや、また論文執筆に協力している必要がある。研究にほとんど関与していないにもかかわらず、権威づけのために名前を入れることは倫理違反と見なされる可能性がある。 
倫理審査の承認:  ヒトを対象とした研究については、Helsinki人権宣言に基づく必要があり、その際にインフォームドコンセントを所属研究機関の倫理委員会(もしくはそれに準ずる機関)の承認を得ている必要がある。所属研究機関の倫理委員会などから審査を受けられない場合は、文部科学省および厚生労働省が定める倫理指針などを遵守すること。原稿中の個人情報については匿名化するか、十分な匿名化が困難な場合には、同意を文書で得ておくことが必要である。