研究活動:
科学と技術を基軸に据えた新しい研究領域について、研究調査活動を行います。その研究活動は、本学会の会員が中心となって構成されて行われます。研究の成果は、会員および関係者による討議の場を経て、研究調査報告書にまとめられます。科学と技術に関わるさまざまな分野から、時代の要請に応じたテーマを選び、学際的な観点から調査研究・提言を行います。また、省庁・地方自治体および民間の諸団体からの要請に基づき、プロジェクトが編成され、その研究の成果は委託元へ報告されます。
出版活動:
調査・研究の報告、論文集、研究資料等の出版活動を通じて、広く社会にその成果を発表しています。『科学・技術研究』は、あらゆる科学や技術に関連する研究、社会や環境との相互作用の研究、新たに発見される技術・論理・システムの検討などに関係する論文を掲載しています。また、提携出版社と共同で、研究書の出版も行います。研究会から出版経費の一部を助成することもできます。詳細については事務局までご連絡ください。
また、提携出版社でありますユニオンプレスでは、学術書を中心とした出版を行っています。一般流通に乗りにくい専門書を積極的に刊行し、特に英文書籍は長年に渡る洋書の輸入販売経験を生かして制作・販売をしております。日本学術振興会の科学研究費助成事業(研究成果公開促進費)の出版助成への応募についても対応しておりますので、関心のある方はユニオンプレスまでご連絡ください。
褒賞活動:
優秀な研究論文に対して褒賞を贈呈することにより、今後の更なる科学・技術の発展に寄与することを目的として、科学・技術研究優秀論文賞を設けます。編集委員会で厳正なる審査・選考を行い決定されます。
第4回 優秀論文賞 2024年6月 |
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野田 博行「味関連データを基にした日本酒の味のマッピングと分類化」第11巻,第1号,23~28頁,2022年 |
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風呂井 玲子、来田 宣幸、横山 敦士「屋根葺き材料としてのスギ製こけら板の客観的選別方法の開発」第11巻,第1号,29~35頁,2022年 |
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藤原 厚作、鈴木 俊洋「農薬の技術についての技術哲学的考察―減農薬運動における農薬と農業者との間の関係性を事例として―」第12巻,第1号,39~46頁,2023年 |
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第3回 優秀論文賞 2021年6月 |
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中山 満子「高校生の友人関係とSNS利用に伴うネガティブ経験」第7巻,第2号,127~132頁,2018年 |
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松本 和也、河内 茉帆、森繁 優衣、品川 葵、沼田 美里、杉原 迅紀、吉村 耕一「バーチャルリアリティ(VR)映像の視聴によるストレス緩和効果―VR散歩の有用性―」第8巻,第2号,137~143頁,2019年 |
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遠藤 彩華、西田 統尊、遠田 明広、小野寺 良二、宍戸 道明「嚥下障害者の誤嚥事故防止へ向けた介護食品のレオロジー特性」第9巻,第1号,45~50頁,2020年 |
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第2回 優秀論文賞 2018年6月 |
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松本 和也、羽鳥 剛史、竹村 和久「大衆による官僚制化の心理構造に関する実証的研究」第4巻,第2号,165~172頁,2015年 |
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高橋 孝治「高等教育における文理区分への疑義―法学と数学を素材にして―」第4巻,第2号,189~196頁,2015年 |
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根津 佳樹、藤井 聡「交通インフラ投資によるマクロ経済への影響分析のためのシミュレーションモデルMasRACの構築」第5巻,第2号,185~195頁,2016年 |
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第1回 優秀論文賞 2015年6月 |
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浦野 直人、岡井 公彦、相川 和也、田中 陽一郎、石田 真巳「多摩川流域における多剤耐性菌の蔓延度解析」第2巻,第2号,131~136頁,2013年 |
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水本 巌、小熊 博、山本 桂一郎、早川 幸弘、飯田 祐也、運上 和也、高田 賢治、鈴木 弥志雄「可搬可能なFRP製水車発電システム」第3巻,第1号,49~54頁,2014年 |
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仁科 辰夫、伊藤 智博、立花 和宏、川平 孝雄「LiSB電流遮断後の電解液の濃度変化と電位変化」第3巻,第2号,137~144 頁,2014年 |